入れ歯|美浜区の小児歯科「海岸歯科室」で虫歯予防

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入れ歯

入れ歯|美浜区の小児歯科「海岸歯科室」で虫歯予防

入れ歯(義歯)とは

入れ歯

入れ歯(義歯)とは、様々な理由で歯がなくなり噛めなくなってしまった場合に噛めるように人工物で補う治療方法で、患者様ご自身で取り外しができる点が大きな特徴となります。歯肉や顎の骨は経時的に変化し、また長期間使用していると入れ歯の人工歯もすり減ってしまいます。その結果、気づかないうちに徐々に噛みにくくなりますので、快適に義歯を使用するためには歯科医院にて定期的に調整してもらうことが重要となります。

こんなお悩みありませんか?

  • 入れ歯を入れると痛い
  • 物がうまく噛めない
  • 入れ歯がすぐ外れる
  • 話がしにくい、食べにくい
  • 入れ歯の見た目が気になる
  • 入れ歯の臭いが気になる
  • 頬や舌を噛んだり、口内炎が増えた

歯がないところを放置するリスク

1.食べ物がよく噛めなくなると大病を患う

歯がなくなると食べ物を噛み切ったり、すり潰したりできなくなります。嚙む力が衰えると軟らかく飲み込みやすいご飯やうどんなどの炭水化物の摂取量が増え、生きる上で重要な栄養素が豊富な肉、魚介類や野菜などが不足しがちになります。その結果、糖尿病などの生活習慣病や認知症が発症しやすくなることが報告されております。

2.歯を抜いたところに周りの歯が動いてくる

歯は、現在お口の中である場所に永久に留まっているのではなく、少しずつ動いております。皆さんの中にも若いころと歯並びが違っているということを感じている方もいらっしゃるかと思います。ですから、歯のない部位があると両隣の歯が隙間を埋めようと傾いてきたり、噛み合っていた歯が伸びてきたりしてしまうのです。そうなると歯のない部位のみならず、その他の移動してしまった歯の位置を修正するため、矯正治療などを行う必要が生じてしまうのです。

3.歯を抜いた周りの歯が歯周病や虫歯になる

食品の中に含まれる食物繊維などは、良く噛むことによって歯の表面に付着した汚れを除去してくれます。しかし、歯が欠損していると嚙みにくいため、食べ物をよく咀嚼せず飲み込んでしまうので歯の表面に汚れが残留しやすくなります。その結果、虫歯や歯周病になりやすいのです。

4.歯ぎしりや食いしばりが強くなる

噛み合わせが不安定になると、強く当たっている部位の当たりを弱めようと歯ぎしりや食いしばりの症状が強く生じるようになります。これは、自分で歯を削って噛み合わせを安定させようとしているためなのです。

5.体のバランスが悪くなる

口の周りの筋肉は首や肩、頭につながっているものがあり、左右の筋肉のバランスが崩れるとその影響が姿勢を維持する筋肉に波及することによって、姿勢にゆがみが生じます。その結果、慢性的な肩こりや腰痛が生じることがあります。

保険診療内の入れ歯

保険診療の入れ歯は、費用を抑えられることが最大のメリットです。デメリットは、入れ歯が入っていることがわかりやすいため見た目に難点があったり、装着時に違和感があったりして生じやすいのです。

レジン床義歯

レジン床義歯

歯科用のプラスチックであるレジンで作製します。保険診療のため治療費が安く、適用範囲は広いのでほとんどの症例に適応することができます。デメリットは、残存している歯に引っ掛ける義歯の維持装置の金具が目立ってしまうこと、奥歯にかかる噛み締めた時の力は数十キロにもなるので、義歯の強度を確保するために厚みが必要で使用時に違和感が生じやすいのです。

保険診療外の入れ歯

保険外診療の入れ歯は、費用は高額になりますが見た目が自然で装着時の違和感を少なくすることができます。 金属床:金属を用いた義歯のことです。材料としてはゴールド、チタンやコバルトクロムを用いております。健康保険で作製した樹脂製の義歯とは違い金属を使用しているため、強度があるので薄く作製できるのと、熱伝導性が高いため食べ物の温度が義歯で覆われた歯肉や粘膜でも感じられるので、違和感が少ないことがあげられます。また、奥歯にかかる噛み合わせの力は数十キロにもなるのですが、金属を使用しているため義歯の歪みが生じにくいのです。

ゴールド床入れ歯

ゴールド床入れ歯

金合金を用いて作製します。費用は比較的高額になりますが、金属アレルギーや体への影響は少なく、腐食や変色は起こりません。

チタン床義歯

チタン床義歯

チタンを用いて作製します。チタンは体の中に埋め込むことが出来るほど安全性の高い金属で、安心して長く使用できます。また、チタンは金属の中でも軽量のため重さを感じにくいので違和感が少ないのです。

コバルトクロム床義歯

コバルトクロム床義歯

コバルトクロを用いて作製いたします。コバルトクロムは義歯素材として長い歴史のある安心できる素材です。耐久性と快適性に優れており、金属床の中では比較的安価で製作できます。

インプラント義歯

インプラント義歯

インプラントを併用した入れ歯です。埋入したインプラントの上にぴったりと合う入れ歯を装着します。インプラントと入れ歯がしっかりと固定されるので、入れ歯の横揺れがなくなり、よく噛めるようになります。また通常の入れ歯より小さく作れますので違和感が少なくなります。

ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャー

樹脂のみで作製しており、薄く軽く弾力感があるため装着時の違和感が少ないことが特徴です。健康保険で作製した場合、義歯を安定させるためにお口の中に残存している歯に金属製の維持装置を掛けるので見た目に難がありますが、ノンクラスプデンチャーでは金属を用いないため見た目が良いのと金属アレルギーの心配がないのです。

マグネットデンチャー

マグネットデンチャー

磁石を入れ歯と残った歯の両方に取り付けて装着します。磁石がしっかりと吸着し合うため、安定感に優れています。見た目は自然で、残った歯の根元を利用できるので装着時の違和感が少ないです。

治療の流れ

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01.問診・カウンセリング

まずは患者様と十分に問診・カウンセリングをさせていただきます。患者様一人ひとりにあった入れ歯を作る為に、現在使用している入れ歯の改善してほしい点やご要望をお聞きし、お口の中の状態を検査してその結果を踏まえて治療計画を立てていきます。 後日、お口の中の歯肉粘膜や残っている歯の状態と前回の問診・カウンセリングをもとに、どういった入れ歯が適切で最善なのか説明し、治療費用のお見積もりを提示します。 ※虫歯や歯周病がある患者様について、入れ歯を製作する前にこれらの治療を行います。この治療が完了次第、入れ歯製作のステップへ移行します。

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02.歯と歯肉粘膜の型取り

まずは既製のトレーを使って歯と歯肉粘膜の型取りを行います

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03.患者様一人一人のお口に合ったトレーの製作

一回目に取った歯型を取った印象をもとに模型を作製し、これを用いて患者様のお口に合った型取り用のトレーを製作します。

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04.精密な型取り

03で製作した患者様のお口に合ったトレーを用いることによって、歯および歯肉粘膜の形態やお口の周りの筋肉の動きを記録するために精密な型取りを行っていきます。この型取りをもとにお口の中を精密に再現した模型を作製して、この模型上で義歯を作製していきます。とても手間のかかる作業ですが、噛める入れ歯を作るためには非常に重要です。 トレーを患者様のあごに合わせ、あごの周囲組織の動きや唾液を飲み込んだり舌を動かしたり吸う動きなどをトレー上の印象材に印記し、この印象材に石膏を流して正式な模型を作製します、この模型上でいよいよ入れ歯をつくっていきます。 ここまでのステップはあごや歯肉粘膜などの組織の精密な状態を現した模型をつくるためのステップです。

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05.咬み合わせを決定する。

欠損歯が多いとどこで咬んでいるかわかりません。よって、型取りをもとに作製した模型から咬み合わせを採取する装置を作製し、これを用いて咬み合わせ (上顎に対する下顎の位置関係)を記録します。咬み合わせひとつで、違和感のありなし、噛むと痛い痛くない、噛める噛めないなど入れ歯の出来を大きく左右してしまいます。 そして、噛み合わせひとつで口腔内の状態の変化だけでなく、全身の健康にも影響してきます。正しくない噛み合わせによって、肩こりや頭痛まで引き起こしてしまうこともあります。 それだけに、噛み合わせは入れ歯を作る上で重要です。 場合によっては、複数回に渡って、咬み合わせのチェックを行います。

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06.仮の義歯の作製

前ステップで採取した咬み合わせを元に、人工の歯を並べます。 この段階では、ロウの上に人工歯を並べておりますので修正することができます。欠損した歯が多いと口元がつぶれしわが深くなる老人様顔貌になりますが、実は、お顔の下半分の形態に大きな影響を与えているのは歯なのです。仮に作製した義歯を装着することによってお顔や口元の見た目および咬み合わせを評価します。 入れ歯の装着具合、咬み合わせ、歯並びの3点を重点的に見ていきます。患者様のご要望に沿うよう修正していきます 歯並びも場合によっては、複数回の確認を行うことがあります。

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07.入れ歯完成

入れ歯が完成。 できあがった入れ歯を調整し、患者様のお口に合わせていきます。 入れ歯の手入れ方法や保存方法、日頃のお口の中のケアについて説明します。

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08.調整

入れ歯は、ただ入れているだけの時と、食事している時では違った動きをします。誰でも噛み癖があり咀嚼した時、皆あごの動きが違うのですがその癖を見極めて嚙みやすいように修正していきます。 特に、新しい入れ歯はまだ歯肉粘膜になじんでいないので、使ってもらいながら問題点を確認し、しっかり噛めるように調整していきます。 義歯のお口の中の粘膜に接している部位で強く当たっている所や噛み合わせた時の強く当たっている部位を調整していくことが、「痛くない入れ歯」・「安定した入れ歯」・「良く噛める入れ歯」にしていくために必要なステップです。 調整には個人差がありますが、最低3~4回は通っていただきます。

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09.定期検診(メンテナンス)

体調が変化するように、口の中の状態も常に変化しています。歯肉や顎の骨は経時的に変化し、また長期間使用していると入れ歯の人工歯もすり減ってしまいます。その結果、気づかないうちに徐々に噛みにくくなるので歯科医院にて定期的に調整してもらうことが重要となります。入れ歯を長持ちさせ、気持ちよく使い続けるには、定期的に診察を受け、きちんと調整(メンテナンス)することがとても大切です。 まめに調整(メンテナンス)をしていると、入れ歯が長持ちすることにもつながります。 入れ歯の調子が悪いときはもちろんですが、調子がよいときでも3~6ヶ月に1度は受診して、入れ歯の調子をチェックしていきましょう。

入れ歯治療のよくある質問

入れ歯は何年くらい使用できますか?

一般的には3~5年での修理や取り換えが目安とされています。 入れ歯が緩くなってきたり、義歯の人工歯がすり減って平らになってきたりしてより咬みにくさを感じるようになった時はご相談ください。

どれくらいの期間で入れ歯を作れますか?

患者様のお口の状態によって変化するため、一概には言えません。 ただ、良い入れ歯を製作する場合には、それ相応の時間がかかるとお考えいただいた方が良いかと思います。 一度お越しいただければ、問診・カウンセリングを実施させていただき、おおよその治療期間をお伝えできます。まずはご相談ください。

入れ歯をしていることを周囲に知られないようにできますか?

お口の中に残存している歯にかける維持装置は、金属で作製された場合は目立ちますが、金属を使用していないものがありますので、見た目が気にならない義歯を作製することが可能です。 当院では、使い心地も見た目もこだわった入れ歯治療を行っております。お仕事やお食事の場面など、日常生活においてはほとんどわからないような入れ歯をお作りすることも可能です。

インプラントにするか入れ歯にするか迷っています。両方のメリット・デメリットを教えてください。

インプラントの長所は、あごの骨に直接植え込むためご自身の歯のように硬いものでも良く嚙めますし、欠損したご自身の歯と同じような形態や大きさに作製するため違和感が少ないのです。また、インプラントは咬み合わせた時に加わる強い力を負担してくれるので、残っている歯を守っているといえるのです。欠点としては、外科処置になるので重度の成人病などの疾患をお持ちの方には行うことができない場合があるのと、健康保険適応外で自費診療となるため治療費が高額になってしまうことがあげられます。 義歯の長所は、外科処置を行う必要がないため多くの患者様に適応できることと自費診療のみならず健康保険適応もされているものもあるため廉価で作製することができます。欠点としては、義歯を維持するためにお口の中に残存している歯に維持装置を装着するので、維持装置がかけられた歯の負担が大きくなるため動揺などの症状が生じやすくなります。また、義歯は咬み合わせた時の力がご自身の歯と比較して1/3ぐらいしかないと報告されているため嚙みにくいとか、ご自身の歯に比べてかなり大きいため違和感が生じやすいなどがあげられます。

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